TVオークションの大手、オークネットは、 10月のオークネットTVオークションにおける、成約台数を集計し、タイプ別ランキングベスト10をまとめた。
それによると国産部門第1位は、先月4位に順位を落としたトヨタの『セルシオ』が返り咲いた。成約金額、成約率ともに安定しており、出品台数でも全車種中1位を獲得した。
2位は先月1位だったスバルの『レガシーツーリングワゴン』で、3位にはトヨタの『クラウンセダン』がランクインした。7位のトヨタの『ヴィッツ』と10位のスズキの『スイフト』は、先月の圏外からのランクインとなった。出品が多く集まる中、成約率を40%に維持できた事が大きかった。
軽自動車部門では第1位がスズキの『ワゴンR』、2位がホンダの『ライフ』、3位がダイハツの『ムーヴ』だった。先月3位はホンダの『ザッツ』に需要を奪われたかたちのダイハツのムーヴだったが、今月は新型の販売が好調で、旧型の出品が増加した。特にカスタム系の出品・成約が目立った。
7位の三菱の『eKワゴン』は成約率が先月比の3倍近く伸び、先月の18位から大きく飛躍した。10位のダイハツの『ミラ』も成約率が先月よりも1.5倍伸長し、今年初のトップ10入りを果たした。
輸入車部門ではBMW『3シリーズ』が前回同様、第1位となった。2位と3位は先月と入れ替わり、メルセデスベンツ『Sクラス』が2位に、『Eクラス』が3位となった。今月はアウディとBMWの成約率が高く、圏外ながらもアウディ『A4』、アウディ『A3』、BMW『3シリーズコンパクト』、BMW『3シリーズクーペ』はそれぞれ50%前後の成約率だった。