26日未明、富山県南砺市内の林道を走行していた乗用車が路外に逸脱、横転する事故が起きた。乗っていた2人のうち、1人が車外に投げ出されて死亡。もう1人も軽傷を負った。警察では運転者の特定を進めている。
現場は幅員約3.5mで、カーブの連続する区間。石川県との県境付近に位置しており、カーブの多さから、いわゆる「走り屋」のクルマも多いという。
富山県警・南砺署によると、事故が起きたのは26日の午前0時40分ごろ。南砺市才川七荒山付近の林道を走行していた乗用車が路外に逸脱。弾みで横転した。
クルマには男性2人が乗車していたが、このうち18歳の男性が車外に投げ出され、全身強打でまもなく死亡。同乗していた19歳の男性も頭部打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。
警察では2人のどちらが運転していたのか特定を急ぐとともに、シートベルトの着用状況についても調べを進めている。