航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)の選定作業を進めている防衛省は9月26日、製造メーカーからの提案書の受付を締め切った。
応募したのは、米英などが共同開発中のロッキード・マーチン「F-35」、米ボーイング「FA-18E/F」、英・伊・西・独が共同開発した「ユーロファイター」の3機種。防衛省では11月末までに導入機種を決める。
統合打撃戦闘機(JSF)、あるいは先進多用途戦闘機としても知られる「F-35ライトニングII」は、ステルス機能、超音速飛行、敏捷性を併せ持った第5世代戦闘機だ。標準型の通常離着陸機である「F-35A」、短距離離陸・垂直着陸機の「F-35B」、艦載機型の「F-35C」という3つの仕様を当初から設定している。