富士重工業が発表した2012年9月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比37.1%増の8980億円と、第2四半期過去最高となる大幅増収となった。
スバル車の海外販売は、前年同期が震災影響による減産で低水準であったことに加え、『インプレッサ』等の販売が好調に推移したことから全ての市場で前年を上回り、前年同期比43.0%増の27万6000台と大きく伸長。一方、国内販売は、登録車の販売が前年を上回ったが、軽自動車が前年を下回ったことから同0.8%減の7万2000台となった。全世界合計の販売台数は、第2四半期累計期間として過去最高となる同31.0%増の348千台。
収益は、新型車導入等により販管費や製造固定費などの諸経費が増えたものの、売上構成等の改善により、営業利益は同130.6%増の433億円。経常利益は同110.0%増の453億円。純利益は同23.5%増の404億円となった。