18日午前5時ごろ、栃木県宇都宮市内にあるJR東北本線の踏切で、踏切内に脱輪した状態で放置されているクルマを通行人が発見。警察に届け出た。クルマが撤去されるまで同線は一部区間がストップ。警察は後に48歳の男を逮捕している。
栃木県警・宇都宮南署によると、現場は宇都宮市雀の宮付近。通行人がJR東北本線の踏切内に無人状態で停車している乗用車を発見。警察に通報した。
乗用車は前輪を脱輪させた状態で立ち往生しており、レッカー車で撤去を行ったが、同線は午前6時ごろまで一部区間が不通となり、上下6本の列車が運休。その後も遅れが続き、通勤通学の時間帯に約6000人の足に影響が出た。
クルマは真岡市内に在住する48歳の男が所有するものと判明。男の自宅を張り込んでいたところ、後に帰宅。職務質問したところ、車両放置を認めたことから、往来危険容疑で逮捕した。
警察では男を厳しく追及。車両を放置した動機について調べを進めている。