ボーイングは4月5日、ボーイングのクルー・スペース・トランスポーテーション(CST)-100宇宙船とアトラスVロケットを連結する構造の、先行デザインの審理を完了した。
連結構造はアトラスVを製造するユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)によってデザインされ、これにより今後の詳細なエンジニアリングが、早ければ2016年のテストフライトに向けて前進したことを意味している。
「この審理はボーイングとULA、NASAによる取り組みの結果である。今後は6月に行われる風洞テストと打ち上げ部分の審査の段階に移る」とボーイングの商用クループログラム副社長及びプログラム管理者であるジョン・マルホランド氏は語った。
ボーイング・システムは国際宇宙ステーションへの乗組員飛行を提供すると共に、ビゲロー・エアロスペースの周回スペース・コンプレックスをサポートすることとなる。