J.D.パワーアジア・パシフィックは、2013年日本OEタイヤ(新車装着タイヤ)顧客満足度調査を実施し、その結果を発表した。
調査は、乗用車を新車で購入後5~16か月が経過したユーザーを対象として7月にインターネット調査を実施。5756人から得た回答を軽自動車、ミッドサイズ、ミニバンの3セグメントで分析。総合的な満足度を「グリップ/ハンドリング性能」「乗り心地/静粛性」「耐摩耗性能」「見映え」の4つのファクターで評価してもらった。
結果によると、ブリヂストンは、軽自動車とミッドサイズの2セグメントで1位となった。両セグメントともに、すべてのファクターでトップスコアを獲得している。
ミニバンは、ダンロップが第1位となった。「乗り心地/静粛性」を除く3ファクターでセグメントトップスコアを獲得している。
また同調査では、純正タイヤに対する省燃費性能評価を聴取。省燃費性能に対する評価が高い顧客における、同ブランド継続購入意向の割合は88%と高い水準であるが、実際に純正タイヤが省燃費性能に対して貢献していると認識している割合は調査対象者全体の14%。省燃費性能に関しての顧客認知は低いことが明らかになった。