「マレーシアでは300万人以上のドライバーが無免許で走っている」。道路交通局(RTD)がショッキングなデータを明らかにした。
しかも大多数の無免許ドライバーが、一般的にイメージされる若者ではなく45歳以上の中高年だという。RTDの統計によると、10人のうち3人が無免許だということになる。2012年末時点でドライバー数は1,330万3,843人で、今年1-9月に新たに7万9,919人が免許を取得した。2010年末時点での自動車登録台数は2,018万8,565台となっている。
自動車学校の費用は300リンギかかることが、無免許ドライバーを生む原因と考えられる。このためRTDでは、運転免許試験に何度も落ちる受験者向けに最高で198リンギで済む「MyLesen」プログラムを導入する計画だという。