3月1日、2日の二日間、鈴鹿サーキットで毎年恒例の「モータースポーツファン感謝デー」が開催された。毎回驚くほど豪華な内容で来場者を楽しませる同イベント、今年もモータースポーツファンなら必見のプログラムが多数実施され、来場者にとっては来校のおもてなしとなった。
モータースポーツファンにはお馴染みのこのイベントは、入場無料でピットウォークを始めとする様々なプログラムを楽しめるもの。初日の3月1日は温かい天候で、心配された雨もほとんど降らずに持ちこたえ、来場者にとっては最高の1日となった。
場内はスタンド前のエントランスに関連企業のブースやレーシングカーの展示、それに最近のこうしたイベントでは欠かさないご当地グルメのコーナーも設けられ、来場者を迎えた。ここでひときわ大きな注目を集めていたのは、なんといってもマクラーレン・ホンダの歴代マシンの展示だ。文字通りの常勝チームであり、ホンダのF1参戦第二期の栄光の立役者となったマクラーレン・ホンダのマシンがずらりと並ぶまさは壮観そのものといえる。
普段は立ち入りが制限されるパドックもこの日は一般開放。そして多くの来場者のお目当てであるピットウォークも開催された。ピットには夕方からのプログラムである8耐トワイライトデモレースに参加するマシンとライダー、それにもちろんキャンギャルが並び、ファン撮影に応えていた。一方、コース上には様々なスーパー耐久およびD1のマシンが並び、こちらも注目を集めていた。
プログラムはほかにもホンダがF1で初優勝したマシン『RA272』の展示とデモ走行、新旧『NSX』3台のデモ走行、D1エキジビション、スーパーフォーミュラSF14のデモ走行など、豊富、かつ多彩。中嶋悟、星野一義など会場に駆けつけたゲストの顔ぶれも豪華で、モータースポーツの魅力を再認識できるイベントとなった。