【ランボルギーニ ウラカン 日本発表】自然吸気にこだわったV10…新技術で高出力、低燃費を実現

自動車 ニューモデル 新型車
ランボルギーニ ウラカン LP610-4
ランボルギーニ ウラカン LP610-4 全 20 枚 拡大写真

イタリアのスーパーカーブランド、ランボルギーニは7月17日、新型『ウラカン LP610-4』を日本で発売した。搭載されるパワーユニットは5.2リットルV型10気筒自然吸気エンジン。このユニットにはランボルギーニ初の新技術が採用されている。

ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン代表兼CEOは「ウラカンには、本能を呼び覚ますテクノロジーを注ぎ込んだ」と語る。

エンジンについてヴィンケルマンCEOは「エンジンの基本仕様は自然吸気のV10ユニットであることにこだわった。ウラカンのパワーユニットには新しい試みとして「イニエツィオーネ・ディレッタ・ストラティフィカータ(IDS)」という二次燃料噴射システムを採用している」とコメントした。

このIDSは、エンジンが低回転・低加重時に燃料を間接的にマニフォールドに噴射し、燃料消費と微粒子の排出を抑える。そして高回転・高加重時には燃料を直接燃焼室に噴射し、このときに発生するスワール流で気筒壁面を冷却、これにより12.7:1という高い圧縮比となる。ガソリンの直接噴射とポート噴射を融合し、『ガヤルド』に比べ出力とトルクを向上させ、かつ低燃費、低排出ガス実現する技術である。

ヴィンケルマンCEOは「低回転域から分厚いトルクを発生するこのパワーユニットは、非常にランボルギーニらしさに溢れている」と語った。

《阿部哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産が新型ミニバン『タウンスター・エバリア』を欧州発表…EVも設定
  2. 三菱『デリカD:5』ついにフルモデルチェンジへ! 車名は「D:6」!? 2025年内発表か
  3. 高速道路料金も「変動制」導入、来年度から全国的に順次拡大[新聞ウォッチ]
  4. [VW ゴルフ 50周年]重量増加スパイラルに逆行した第7世代
  5. ちょっと待った! 自動車税の支払い…キャンペーンやポイントがつく支払い方法で
  6. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー・国産ブランド…小型・薄型モデルのトレンドを分析!
  7. マフラー選びの決め手、『合法性と性能の両立』が求められる~カスタムHOW TO~
  8. トヨタ『4ランナー』新型...最新技術と高い耐久性の両立[詳細画像]
  9. トヨタ『カムリ』新型...ベストセラーはどこが新しくなったか?[詳細画像]
  10. メルセデスベンツ『CLE カブリオレ』に「AMG 53」、電動ターボで449馬力
ランキングをもっと見る