フィアットとクライスラーが統合、10月13日に上場へ…世界7位の自動車メーカーに

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フィアットのセルジオ・マルキオンネCEO(資料画像)
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2014年1月、フィアットがクライスラーグループの全ての株式を取得し、完全子会社化が実現。これを受けて誕生した新会社、フィアット クライスラー オートモービルズ(FCA)に関して、株式の上場スケジュールが判明した。

これは10月7日、フィアットが明らかにしたもの。同社は、「フィアットとクライスラーグループの統合は、10月12日。その翌日の10月13日、FCAは米国のニューヨーク証券取引所に上場する」と発表している。

またFCAは、イタリアのミラノ証券取引所でも、10月13日から取引が開始される予定。これに伴い、フィアットの株式は10月10日をもって、廃止される。

クライスラーグループは2009年4月、経営破綻。同年5月、イタリアの自動車大手、フィアットと資本提携を結んだ。その後、フィアットは、クライスラーグループへの出資比率を段階的に引き上げてきた。

そして2014年1月、フィアットがクライスラーグループの全ての株式を取得し、完全子会社化。両社の統合により、世界第7位の自動車メーカーが誕生することになる。

《森脇稔》

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