10月28日午後5時30分ごろ、三重県津市内の市道でキックスケーターに乗った状態で車道に飛び出した6歳の男児に対し、この男児の母親が運転する軽乗用車が衝突する事故が起きた。男児は収容先の病院で死亡している。
三重県警・津南署によると、現場は津市久居小野辺町付近で片側1車線の直線区間。丁字路交差点に横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。6歳の男児はキックスケーターに乗った状態で車道に進入。直後に交差進行してきた軽乗用車にはねられた。
男児は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因で約3時間後に死亡。警察はクルマを運転していた同市内に在住する35歳の女性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いていたが、この女性が死亡した男児の母親であることが判明した。
男児は友人と現場近くで遊んでおり、女性は買い物を終えて帰宅する最中だった。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。