11月2日に開催された「第9回クラシックカーフェスティバル in 桐生(主催は同実行委員会)」は、300台近いエントリーがあり、輸入車とともに、懐かしの国産旧車が多く見られた。
桐生の街を元気にしようという目的で開催されてきたこのイベントには、老若男女2万人以上が来場。その多くがカメラを手にクルマを撮影していた。また、「昔このクルマに乗っていたんだよ」と子供に、あるいは、孫に説明する微笑ましい姿も見られ、地元から歓迎されているイベントであることが伺われた。
参加車両に目を移すと、1970年代以前の日本車が充実している印象を受ける。中にはホンダ『TN360スノーラ』というリアがキャタピラ形状になっているクルマや、トヨタ『コロナ』のピックアップボディ、同じくトヨタの『スタウト』といった、“働くクルマ”も多く見られ、懐かしいという声が多く聞かれた。