マレーシアとシンガポールを結ぶ高速鉄道敷設プロジェクトに、韓国企業も関心を寄せている。
プロジェクト総額は400億リンギにのぼるとみられ、日本や中国などが獲得に意欲を見せている。
25日開催されたフォーラム「東方政策の促進、マレーシア、韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の産業協力」に参加した駐マレーシア・韓国大使館のチョー・ブンジェ大使によると韓国から訪れた投資使節団のメンバーが陸運委員会との間で会合を行い、高速鉄道プロジェクトに強い関心を示した。
同大使は、来年になればプロジェクトの詳細が分かることし、韓国企業が入札に参加することを希望しているとコメント。韓国では20年に渡り高速鉄道が運行されておりスピードはフランスと日本、中国に次いで世界4番目に早い時速430キロメートルとなっていると強調した。また、サムスンやLG、ヒュンダイ(現代)ロテムなどの企業が鉄道産業の専門企業であると説明した。
プロジェクトが実現すれば、マレーシアとシンガポール間を90分で移動できることになる。