「H-IIAロケット27号機」が打上げられ、搭載していた情報収集衛星レーダ予備機が所定の軌道に投入されたことについて、下村博文文部科学大臣は「今後、衛星の運用が順調に行われ、情報収集における所期の目的が達成されることを期待する」との大臣談話を公表した。
H-IIAロケットの打上げ成功は21回連続で、成功率は96.3%となった。
下村大臣はH-IIAロケットが21機連続打上げに成功したことについて「日本の基幹ロケットが世界最高水準の信頼性の確立に向けて、確かな歩みを進めていることの証し」と評価。
その上で「今後も、基幹ロケットが日本の宇宙開発利用を支えるとともに、国際市場で活躍できるよう、新たな宇宙基本計画に沿って、ロケット技術の高度化や信頼性の向上を図る」とコメントした。