【BMW 2シリーズ グランツアラー 発表】スタイル、運動性能で日本製ミニバンに対抗

自動車 ニューモデル 新型車
BMW 2シリーズ グランツアラー
BMW 2シリーズ グランツアラー 全 8 枚 拡大写真

BMW『2シリーズ グランツアラー』は、先にデビューした『2シリーズ アクティブツアラー』の姉妹車として位置づけられ、最大の特徴は7人乗りであるということだ。

この2台の販売割合について、BMWグループジャパンBMWブランド・マネジメントディビジョンプロダクト・マーケティングの清水恵子氏は、「予想ではアクティブツアラーの方が売れると考えているが、ふたを開けてみないとわからない」とコメント。BMWとしても、同車が属するプレミアムコンパクトセグメントとしても初の7人乗りのMPVであるため、予測が難しいのが現状だ。

そのユーザー層について清水氏は、「グランツアラーは4人以上の家族。アクティブツアラーは1人か2人家族になるだろう」という。

また、アクティブツアラーの販売状況を分析すると、7割がBMW以外からの新規顧客であることから、グランツアラーも「それ以上の数字を狙いたい」とコメント。

特に日本のミニバンからの流入を狙っており、「日本のミニバンのほとんどはボクシーで、ピープルムーバーというイメージに近いのに対し、グランツアラーはBMWらしい伸びやかなフォルムと躍動的なスタイリングを実現している」とスタイリングの優位性を語る。

更に、「運動性能も高く、運転するお父さんも楽しめるのでは。また、奥様が乗っても、エステティック的にも良く見えるだろう。また、快適性や居住性も十分に考えられている」と述べる。

足周りは、「アクティブツアラーが採用している“Mサスペンション”ではないので、しなやかな走りを実現している」。

清水氏は、「プレミアムセグメントでこのコンパクトなサイズは魅力だ。そして、スタイリッシュで、なおかつ走りも楽しいという、全部を欲張ったクルマというのがこのクルマだ。まずは全体のパッケージングをまず見てほしい」と仕上がりに自信を見せた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 40アルファードの静粛性が一変!調音施工で快適性が飛躍的に向上
  2. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  3. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  4. レゴ ブロック初心者再び! セナが愛用した「マクラーレン MP4/4」を組み立ててみたら感激した
  5. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】アイデアの詰まった使い勝手はまさに「ニッポンの国民車」だ…中村孝仁
  6. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  7. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  8. [15秒でわかる]トヨタ『4ランナー』新型…オフロード仕様のTRDプロを設定
  9. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  10. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る