関東鉄道常総線が全線再開…運行本数は通常の3割

鉄道 企業動向

関東鉄道は10月10日、関東・東北豪雨の影響で運休が続いていた常総線の水海道(茨城県常総市)~下妻(下妻市)間18.6kmの運行を再開した。これにより常総線は全線での運行を再開したが、当面は運行本数を減らした臨時ダイヤでの運行になる。

常総線は取手(取手市)~下館(筑西市)間51.1kmを結ぶ鉄道路線。豪雨に伴う鬼怒川堤防の決壊などの影響で線路が冠水し、全線の運転を見合わせた。その後、運行本数を通常より少なくして取手~水海道間と下妻~下館間の運行を再開した。

残る水海道~下妻間は甚大な被害を受けたため、関東鉄道は当初、10月下旬の再開を目指すとしていたが、このほど応急復旧工事が完了したとして、10月10日の初発から運行を再開した。

取手~水海道間はほぼ通常通りの運行本数と時刻だが、水海道~下館間は当面、通常の3割程度の本数で運行。取手~水海道・水海道~下妻・下妻~下館各区間での折返しを基本とし、原則的には水海道駅や下妻駅での乗換えが必要になる。関東鉄道は「引き続き1日も早い本復旧に向けて、工事を進めてまいります」としている。

《草町義和》

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