J.D.パワー アジア・パシフィックは、ナビゲーションシステム顧客満足度調査「市販ナビカテゴリー」の結果を発表した。
調査は、2013年4月~2015年3月末に市販据え置きナビゲーション(ナビ)を購入したナビユーザーを対象に評価を聴取するもの。今年で9回目となる調査では、ナビに関する総合的な評価を「ナビゲーション機能」、「音楽/映像機能」、「操作性」、「モニター」の4つのファクターで算出した。これらファクターにおける、複数の詳細項目に対する評価を基に総合満足度を1000点満点で算出した。
2015年度の顧客の総合的な満足度を示すインデックスの業界平均スコアは533ポイントとなり、昨年と同じで、2013年と比べて1ポイントの改善となった。純正ナビゲーションの満足度の平均である521ポイントよりも高い。
総合満足度ランキングによるとアルパインビッグXシリーズが前年より16ポイントアップの589ポイントとなり、4年連続で1位となった。ビッグXは、全ファクターでポイントがアップ、「操作性」以外では10ポイント以上の高い伸びとなった。
2位は、パイオニアサイバーナビで、昨年より6ポイントの向上の555ポイントだった。その中でも「ナビゲーション機能」ファクターで10ポイント、「操作性」ファクターで12ポイントの改善がみられた。
3位には544ポイントでケンウッドのMDVシリーズとなった。4位はパナソニックのストラーダRシリーズ、パイオニアの楽ナビシリーズがともに534ポイントで同率だった。