「初日の出暴走族」街頭検査で41台に整備命令...国交省関東運輸局

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警視庁と国土交通省による不正改造車等に対する取締り(1日・中央区)
警視庁と国土交通省による不正改造車等に対する取締り(1日・中央区) 全 1 枚 拡大写真

国土交通省関東運輸局と自動車検査独立行政法人関東検査部は、東京、神奈川、茨木、山梨の4か所の運輸支局と地元警察合同で、不正改造車を排除する大がかりな街頭検査を実施した。

14年、15年に2か所で実施していた特別街頭検査を、今年は4か所に拡大した。新たに特別検査の会場となったのは、神奈川県と山梨県だった。

神奈川県藤沢市の辻堂海浜公園西駐車場では、1月1日0時から街頭検査が始まった。8台が検査を受け、四輪車1台、二輪車6台が整備命令を受けた。

山梨県の中央道下り線談合坂サービスエリアでは、1月3日9時~14時まで実施された。二輪車27台が検査を受けたが、整備命令を受けたのは1台だった。

首都高速環状線白魚橋駐車場(東京・中央区)では31日23時から実施され、四輪車16台と二輪車1台が、茨木県道大洗公園線大洗公園駐車場(大洗町)では31日21時から16台を検査し、四輪車15台、二輪車1台が整備命令を受けた。

四輪車では最低地上高不足となる改造や灯火、マフラーなどの不良、二輪車ではマフラーと灯火の不良が目立った。

暴走族の活動は下火になっているが、一部の旧車会による集団危険行為などが問題となっている。また、台数は少なくとも、違法なマフラーを取り付けたことによる規定を超える排気騒音に対しては、沿線住民をはじめとする人々から厳しい目が注がれ、街頭検査などによる根絶が求められている。

《中島みなみ》

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