【CES16】スマホがヘッドアップディスプレイに早変わり

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
HUDWAYブース(CES16)
HUDWAYブース(CES16) 全 6 枚 拡大写真

1月6日から9日(北米時間)にかけて、米国ラスベガスで行われた世界最大の家電見本市CES2016。その中でも特に個性的な展示が多かったのが、「エウレカパーク」と呼ばれるエリアだ。

【画像全6枚】

エウレカパークでは、スタートアップ(ベンチャー企業)が斬新な製品やサービスを出展する場で、大企業からは出てこないようなアイデアが多くの人を惹きつける。

会場内のHUDWAYのブースでは、ヘッドアップディスプレイ(HUD)が装着されたクルマのダッシュボードが展示されていた。HUDの数は3つ。しかしよく見ると、どれもスマートフォンが置いてあるだけだ。

新型車には採用が増えてきたHUD。運転中視線をほとんど動かすことなく情報を確認することができるので、安全性向上に役立つとされる技術だ。それを搭載していないクルマでもスマートフォンを使ってHUD上のカーナビゲーションを実現しようというのが、このHUDWAYというアプリだ。

利用方法は、スマートフォンでダウンロードしたアプリを起動し、通常のカーナビゲーションのように行き先を決定。あとはフロントガラスにうまく反射するように、ダッシュボードに乗せるだけ(アクセサリーの反射板をつけることも可能)。iPhoneとAndroid端末に対応しており、すでに無料でダウンロードが可能(サービスの使用は一部有料)。

他にもSpeedometer by HUDWAYというアプリでは、制限速度を表示し、超過しそうになったら教えてくれたり、今後登場するHUDWAY Glassというアプリを使えば、速度や走っている方角などを様々な表示方法でHUDとして表示することができるようになる。

担当者によると「表示される情報はすべてスマートフォンのセンサーを使ったもの。クルマの運転中にスマートフォンを使って安全運転が出来るなんて、今まで誰も思わなかったのではないか」と、その発想に自信を見せた。

《関 航介》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 米倉涼子と覚醒剤オトコとヤナセの関係---『FRIDAY』
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 放置した夏の汚れがニオイに変わる前に! プロ目線で学ぶ車内清掃の正解~Weeklyメンテナンス~
  5. 名車復活! ホンダ『CB1000F』11月14日発売が決定、価格は139万7000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る