スカイマークは、東京地方裁判所が監督命令の取り消し決定と民事再生手続きの終結が決定したと発表した。
同社は業績悪化から経営破たんし、2015年1月28日に東京地裁に民事再生手続きの開始を申し立て、監督命令を受け、昨年2月4日に再生手続き開始が決定された。その後、8月5日に東京地裁が再生計画を認可した。
これを受けて昨年9月29日に再生計画に基づいて100%減資とスポンサーによる合計180億円の株式払い込み手続きを実施、この180億円を再生債権などに対する弁済資金としてきた。
今回、再生債権に対する最終弁済を完了する見通しとなり、東京地裁が監督命令の取り消し決定、民事再生手続きの終結を決定した。
確定債権総額は約1543億円に対して弁済総額は約161億円となった。100万円までの債権は100%弁済し、100万円を超える債権部分の弁済率は10.38%だった。