【ホンダ アコード ハイブリッド】シフトがノブからボタン操作に変わった理由とは

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ホンダ アコード 改良新型
ホンダ アコード 改良新型 全 8 枚 拡大写真

ホンダの9代目となる『アコード』は一部改良を機に、シフト操作がノブからボタンタイプに切り替えられた。

燃料電池車『クラリティ フューエルセル』と同じタイプのエレクトリックギアセレクターを採用しているが、開発責任者を務める本田技術研究所四輪R&Dセンターの二宮亘治氏は「社内でもボタン操作が正か非かという議論があった」と明かす。

二宮氏は「どの技術開発でも『大丈夫かい?』という反応はある。なかでも走行に関わる操作系はセンシティブになる」とした上で、「初めて見ると最初はみんな『非』という反応を示した」という。

それでもあえてボタン操作を選んだ理由について「センターコンソールの使い勝手の向上と、やはり新しくなったという印象を打ち出したかった」と二宮氏は語る。

また「シフトがあるとセンターコンソール下の使い勝手が非常に悪い。今回、ホンダアクセスに非接触型スマートフォン充電器を用意してもらったが、センターコンソール下にスマホを置こうとするとシフトが邪魔になる」とも。

社内でも最初はネガティブな意見がでたエレクトリックギアセレクターだが、二宮氏によると「ただ実際に乗ってみて、しばらく試してもらうと、リバースと前進でそれぞれボタン操作の向きを変えているので、慣れれば『これもありだよね』ということになって、今回搭載に至った」とのことだ。

《小松哲也》

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