日産自動車は6月7日、『キャシュカイ』ディーゼル仕様車の排ガス不正に関する韓国環境省の最終報告を受け、コメントを発表した。
韓国環境省は6月7日、キャシュカイディーゼル仕様車の排ガス低減システムに不正があったとして、韓国日産に対し販売済824台のリコール、販売停止、課徴金3億4000万ウォン(約3100万円)、さらに韓国日産の排出許容基準違反などの容疑で刑事告発すると発表した。
これに対し日産は、「今回の懸念に対応するため、該当車両の実走行環境におけるNOxを削減する技術的な改良を行う用意があることを韓国環境省に伝えた。韓国でのキャシュカイの販売を一時中止したが、出来るだけ早期に販売を再開したいと考えている」とコメントしている。