【グッドウッド16】新型 アバルト124 スパイダー、ヒルクライムに出走

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新型アバルト 124 スパイダー
新型アバルト 124 スパイダー 全 6 枚 拡大写真

フィアットの高性能車部門、アバルトは6月20日、英国で6月25‐26日に行われる「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」のヒルクライムに、新型アバルト『124スパイダー』が出走すると発表した。

「サソリ」のエンブレムで知られるアバルトは、フィアット車をベースにした高性能モデルを手がけている。主力車のフィアット『500』ベースとしては、「595」、「695」が存在する。

2016年3月、ジュネーブモーターショー16で初公開された新型アバルト124スパイダーは、新型フィアット『124スパイダー』のアバルト版。アバルトらしいパフォーマンスの向上が追求された。

1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「マルチエア」エンジンは、アバルトのチューニングにより、最大出力が140hpから170hpへ、30hp向上。最大トルクは24.5kgmから25.5kgmへ、1kgm引き上げられた。「Record Monza」と呼ばれるエグゾーストシステムが、痛快なサウンドを発する。トランスミッションは、6速MTまたはATの「Sequenziale Sportivo」。0-100km/h加速6.8秒、最高速230km/hのパフォーマンスを実現した。

足回りは、ビルシュタイン製ダンパーやブレンボ製ブレーキ、専用スタビライザーなどで強化。外観は、前後バンパーやリアスポイラーが専用デザインとなっており、エアロダイナミクス性能が高められている。

この新型アバルト124スパイダーが、グッドウッド名物の全長およそ1.8kmのヒルクライムに出走する。アバルトは、「英国において、新型アバルト124スパイダーが走行シーンを披露するのは初めて」とコメントしている。

《森脇稔》

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