カナダのボンバルディアは6月29日、最新小型旅客機「Cシリーズ」のローンチオペレーター(最初に運航する航空会社)、スイス・インターナショナル・エアラインズ(SWISS)にCS100初号機を納入した。
ボンバルディアが100~150席を装備する旅客機の市場に参入するのは、およそ30年ぶり。SWISSのCS100は2クラス125席を装備。スイスの航空会社は、短距離路線で運航しているアブロRJ100(2クラス97席)の後継機として、短・中距離路線にCシリーズを導入する。
SWISSのCS100初号機は7月15日、チューリッヒ=パリ(シャルル・ド・ゴール)線で営業飛行を開始する。ボンバルディアはSWISSからCS100だけでなく、より大型のCS300も受注している。