京王電鉄が相模原線の京王多摩センター駅(東京都多摩市)で進めてきた、サンリオキャラクターによる装飾工事がこのほど完了した。7月8日には報道関係者向けの記念式典が行われ、同駅のハローキティー名誉駅長が京王電鉄相模原管区の下川学管区長に記念プレートを贈呈した。
京王多摩センター駅は1974年10月に開業。駅から徒歩約10分の場所には、サンリオのキャラクターをモチーフにしたテーマパーク「サンリオピューロランド」がある。こうしたことから京王電鉄とサンリオピューロランドを運営するサンリオエンターテイメントは、地域活性化などを目的としたコラボレーション企画として、京王多摩センター駅をサンリオキャラクターで装飾することを決定。3月から順次装飾を進めてきた。
今回で最後となる装飾工事では、改札前にサンリオキャラクターでデザインした、ステンドグラス風の天井照明(直径11m)を設置。行先案内表示器などもサンリオキャラクターで装飾された。
京王電鉄は、京王多摩センター駅の装飾工事が完了したのに伴い、7月9日から同駅で記念入場券を発売している。発売額は2000円で、サンリオキャラクターたちが京王電鉄の制服を着たオリジナルぬいぐるみが付く。
このほか、7月16日から8月31日まで記念キャンペーンが実施される予定。改札内に配される「隠れキティ」に書かれた文字をつなぎ合わせると分かるキーワードを特設ウェブサイトに入力すると、抽選で賞品がプレゼントされる。