宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、ドラゴン補給船運用9号機(SpX-9フライト)が日本時間7月18日午後1時45分に米国フロリダ州ケープカナベラル空軍基地からの打ち上げに成功したと発表した。
打ち上げに使用したロケットは、「ファルコン9 V1.2」ロケット7号機。
SpX-9フライトでは、約2573kgの物資を国際宇宙ステーション(ISS)に運搬する。このうち、トランク(曝露部)には国際ドッキング機構(IDA-2)を搭載している。IDAは近い将来、民間企業によるクルー輸送機がISSにドッキングする際に使用される。
SpX-9フライトで運ばれる物資には、「マウスを用いた宇宙環境応答の網羅的評価」や「宇宙環境における健康管理に向けた免疫・腸内環境の統合評価」など、JAXA関連の実験用品が含まれている。
ISSのロボットアーム(SSRMS)による把持予定日時は、7月20日午後8時頃の予定。