三菱自 池谷副社長、「7月の軽自動車受注は前年の2倍近くに」

自動車 ビジネス 国内マーケット
池谷光司副社長
池谷光司副社長 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車工業の池谷光司副社長兼CFO(最高財務責任者)は、7月27日の決算発表会見で、7月1日に再開した燃費不正の軽自動車の受注について「お待ちいただいたお客様により、昨年7月の2倍近くになった」と述べた。

[eKワゴン]

池谷副社長によると、一般の顧客に加えて取引先や従業員などからの受注が集まったという。7月の販売自体も25日現在で主力の『eKワゴン』は、前年同期の84%まで戻ったと説明した。

池谷副社長は「大変ありがたいこと」とする一方、受注が一段落するこの先は、「当然のことながら厳しい」との見方を示した。また、失墜した信頼の回復は「大変厳しいイバラの道。ひとつ一つの取り組みを積み重ねていきたい」と語った。

さらに業績については、国内販売の不振を「海外などで挽回しながら収益を確保していきたい」と、強調した。三菱自は6月22日に、燃費不正による2017年3月期の最終損益への影響が、営業減益や顧客補償などで合計2050億円に及ぶと発表している。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る