JR北海道、札幌~釧路間で臨時列車と代行バス…列車再開は12月以降か

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9月8日から札幌~トマム~帯広~釧路間で臨時列車と代行バスの運転が始まる。写真は運休中の『スーパーとかち』。
9月8日から札幌~トマム~帯広~釧路間で臨時列車と代行バスの運転が始まる。写真は運休中の『スーパーとかち』。 全 2 枚 拡大写真

JR北海道は9月7日、特急『スーパーおおぞら』『スーパーとかち』の運休が続く札幌~帯広・釧路間について、9月8日から臨時列車と代行バスを運行すると発表した。札幌圏と道東地区の都市間輸送を確保する。

北海道のJR各線は台風の影響で甚大な被害が発生。現在も石勝線の新夕張~新得間や根室本線の富良野~新得~芽室間などで運転を見合わせており、両線を走行する札幌~帯広・釧路間の特急『スーパーおおぞら』『スーパーとかち』は全ての区間で運休している。

発表によると、9月8日から札幌~トマム間で臨時特急、トマム~帯広間で代行バス、帯広~釧路間で臨時快速を各3往復運転。トマム駅と帯広駅で各列車・バスの接続を図る。臨時特急の運行区間のうち新夕張~トマム間はもともと普通列車が運行されていないため、臨時特急の運転開始に伴い路線自体の運転も再開されることになる。

札幌~トマム間の臨時特急は途中、新札幌・南千歳・追分・新夕張・占冠の各駅に停車。トマム~帯広間の代行バスは直行で、新得・十勝清水・芽室の各駅には停車しない。帯広~釧路間の臨時快速は途中、池田・浦幌・白糠の各駅に停車する。

運行時間帯は札幌発が7時54分から14時16分まで、釧路発が8時23分から14時50分まで。所要時間は札幌~帯広間が3時間30~40分程度、札幌~釧路間が5時間30分~6時間程度になる。

JR北海道は『スーパーおおぞら』『スーパーとかち』について「少なくとも11月末まで運転再開は困難な状況」としており、運転再開は早くとも12月以降になる見込みだ。

《草町義和》

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