トヨタ自動車は、ピックアップトラック『タコマ』を生産しているメキシコの生産拠点Toyota Motor Manufacturing de Baja California(TMMBC)の生産能力を増強すると発表した。
TMMBCの生産能力を現在の年間約10万台から6万台以上増強し、2017年末~2018年初めにかけて、3直稼働ベースで年間約16万台に増やす。今回の能力増強に関わる投資額は約1億5000万米ドル(約153億円)で、新規雇用は400名程度を予定している。
今回の決定にあたり、北米地域CEOのジム・レンツ専務役員は「北米においてトラックへの需要は加速的に増加している。その中で、既存工場の設備や専門性を活用して能力を増やすことで、適切なタイミングでより素早く市場ニーズに対応することができると考えている」と語った。