ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは9月5日、新型『ヴィトー』の中国現地生産を開始した、と発表した。
ヴィトーは、メルセデスベンツの最上級ミニバン、『Vクラス』の商用版。Vクラスと基本ボディを共有するため、広い積載空間など、商用車としての優れた機能性を持つ。
今回、中国向けの新型ヴィトーの生産を、ダイムラーの中国合弁、福建ベンツ汽車の福州市の工場で開始。同工場では2016年3月、新型Vクラスの中国現地生産も開始している。
中国向けの新型ヴィトーは、9月末から中国での販売を開始する予定。中国市場において、小型および中型サイズのプレミアムバンを求める顧客にアピールしていく。
メルセデスベンツ商用車部門のVolker Mornhinweg代表は、「新型ヴィトーは2014年の欧州発売以来、世界65以上の市場へ投入。中国の顧客にも支持されると確信している」と、自信を示した。
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