日本航空(JAL)は、イベリア航空が運航する東京(成田)=マドリード線でコードシェアを実施、9月21日から販売を開始した。
JALは現在、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)、フィンエアーの3社で日本=欧州線の共同事業を行っているが、3社共同事業にイベリア航空が、新たに加わる準備を進めている。
JALとイベリア航空は現在、イベリア航空が運航するロンドン=マドリード線とフランクフルト=マドリード線でコードシェア提携している。今回、10月18日から運航開始する東京(成田)=マドリード線でもコードシェアを実施することに合意した。
これにより、欧州線共同事業のネットワークに東京=マドリード間の直行便が加わり顧客の利便性が向上する。
また、イベリア航空の欧州線共同事業参加に伴って、JALとBA、フィンエアー、イベリア航空は、日本発ヨーロッパ行き運賃を共通設定し、9月21日から販売開始。4社共同運賃にはコードシェア便も含まれ、4社が運航する便の中から、出発・到着時刻、利用空港や運賃など、利用者のニーズに合わせて選べるようになる。