JR東海は9月29日、QRコードによる新幹線乗車の実証実験を行うと発表した。同社の社員が出張時に利用し、実用可能性を評価する。
発表によると、各駅の自動改札1通路を、QRコードの読取りにも対応したタイプに改造。スマートフォンの画面に表示したQRコードを自動改札にかざすことで改札内に入れるようにする。実験期間は10月3日から28日までで、約90人のJR東海社員が出張時に利用する。実際に導入できるかどうかを評価する実験で、実用化の時期は未定だ。
QRコードの読取りに対応した自動改札は、スカイレールサービスが運営する広島短距離交通瀬野線(スカイレールみどり坂線)や、沖縄都市モノレール(ゆいレール)、北九州高速鉄道(北九州モノレール)で導入されている。