【UberEATS】有名店メニューを自転車・バイクで運ぶ配達員、ギャラが気になる…

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「UberEATS」東京発表会・先行体験会(東京・天王洲、9月28日)
「UberEATS」東京発表会・先行体験会(東京・天王洲、9月28日) 全 40 枚 拡大写真

サンフランシスコ、パリ、ロンドンなど世界7か国33都市で展開する“Uber版フードデリバリー”の「UberEATS」。有名店の熱々メニューを届けてくれるパートナー配達員について、Uber Japan は「東京エリアでのスタート時点で1000人の登録がある」という。

「配達員の年齢層は20代から40代が中心。男性が8割、女性が2割という具合。現状のビジネスモデルは、ユーザーの支払額は店頭価格と同じにするのを基本としたい。配達員への報酬がそこから何パーセントが支払われるかなどは、まだ公表できない」

この UberEATS 配達員になるためには、身分証明書の確認や各種審査を経る登録が必要。登録を経て説明会などに参加し、料理の品質を保つ専用の保温・保冷バッグが貸し与えられる。移動ツールは、自転車か125cc以下のスクーターで、配達員は専用アプリを手にし、レストランからの配達依頼情報と配送先情報を確認しながら動いていく。

自転車好きな人たちにとっては「好きな時間に収入が得られる」と注目されそうな UberEATS。「シフトなし、場所の指定なし、報酬支払は週単位」という配達員のギャラは、距離や時間帯、そのレストランの単価、注文ボリュームなどにもよると思われるが、どう設定されるかについて Uber Japan は「海外の例をみると、1時間で3件配達した場合で、平均だいたい時給1000代前半。詳細は未定」とだけ伝えていた。

UberEATS(ウーバーイーツ)は、トロントで2015年にサービスを開始したのを皮切りに、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨークシティ、パリ、シンガポール、メルボルン、ロンドン、マイアミ、シドニー、ラスベガス、ドバイと、世界7か国33都市で展開。8か国めとなるその日本版は、まず東京の一部エリア(渋谷・恵比寿、青山・赤坂、六本木・麻布)からスタートし、「順次エリアやサービスを拡充させていく」という。

Uber Japan 執行役員社長・高橋正巳氏は「人の移動を支えてきた Uber の、革新的なテクノロジーを使った新サービス UberEATS で、食の楽しみ方に新たな選択肢が加わる。ユーザーには、いつでもどこでも、手軽に美味しい料理が食べられる便利さを。レストラン業界には、負担が抑えられたフードデリバリーサービスで、より多くのユーザーに料理を提供できるよろこびを。配達員にはシェアリングエコノミーの概念に基づいた、新たな働き方を提供する」と伝えていた。

《レスポンス編集部》

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