成田国際空港が発表した8月の運用実績によると、航空機発着回数など4項目で開港以来、最高記録を更新した。
航空機発着回数は、国際線における新規就航や新規路線開設の効果で、前年同月比3%増の2万1455回と、単月で過去最高となった。
このうち、国際線は、香港航空、ハワイアン航空などの新規就航による旅客便が過去最高となり、同5%増の1万6816回で過去最高だった。
国内線は同3%減の4639回と前年割れだった。
航空旅客人数は、「山の日」効果で連休が取りやすかったことなどから国際線の日本人旅客も好調で、同2%増の371万8078人と過去最高だった。国際線外国人旅客数もアジアを中心に増加し、同5%増の117万8237人と8月として過去最高だった。日本人旅客数は同5%増146万2836人だった。
国内線は3%減の68万4105人とマイナスだった。
国際線貨物では、仮陸揚貨物量が同12%増の7万0431トンと、8月として過去最高となった。