JR東海は、子会社のハイスピードレイルウェイ テクノロジー コンサルティング(HTeC)が、米国テキサス州での高速鉄道プロジェクトの事業開発主体テキサス セントラル パートナーズ(TCP)と、技術支援契約を締結した。
TCPは現在、同プロジェクトにN700系をベースとした東海道新幹線型高速鉄道のトータルシステム「N700-I Bullet」を導入・運営にあたって事業計画を策定し、建設費を算出した上で、投資家などから建設資金を調達する。
今回の契約締結を受け、HTeCは、TCPが建設資金を調達する2018年3月をメドに技術支援を行う。
HTeCは、TCPが事業開発活動で行う、設計基準・技術的仕様の策定、運営計画・保守計画の作成、駅・保守施設などの概略設計、要員訓練・教育プログラムの作成、営業前試験計画の策定などの業務に対して、技術的知見や助言を提供していく。