富士重工業が発表した2016年度上半期(4~9月)の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は前年同期比9.3%増の50万2285台と、5年連続で上半期過去最高の台数を更新した。
国内生産は、『インプレッサ』『フォレスター』を中心に増加し、同2.0%増の35万4610台で5年連続プラス。海外生産も旧カムリ製造ラインでのスバル車の生産開始が寄与し、同32.0%増の14万7675台と大幅増で3年連続のプラス。ともに上半期としては過去最高を記録した。
国内販売は、同1.9%増の6万9629台で3年ぶりに前年同期を上回った。軽自動車は『ステラ』『プレオ』が減少し、同7.3%減の6212台だったが、登録車は『レガシィ』『インプレッサ』『フォレスター』を中心に増加し、同5.1%増の5万3417台と好調だった。
輸出は、同1.3%増の28万7711台。好調な販売に支えられ、北米、欧州、豪州、中国などほぼすべての市場向けで前年超えとなり、5年連続で前年超えで過去最高を記録した。