スズキが発表した2016年度上半期(4~9月)の四輪車生産・販売・輸出実績によると、世界生産は前年同期比1.3%減の147万0427台と2年連続のマイナスとなった。
国内生産は国内・輸出向けがともに減少し、同10.6%減の40万5612台と2年連続のマイナス。海外生産はインド、ハンガリーなどで増加し、同2.8%増の106万4815台と、過去最高の実績で5年連続のプラスとなった。
国内販売は同1.9%減の29万8614台で2年連続のマイナス。登録車は新型『イグニス』や『ソリオ』などの販売が好調で、同57.7%増の5万3156台と大幅増となったが、軽四輪車は『ワゴンR』や『アルト』などが減少し、同9.3%減の24万5458台と落ち込んだ。
輸出は中南米、アフリカ向けなどが減少し、同2.5%減の5万7392台と6年連続で前年を割り込んだ。