27日、国土交通省で自動車関係功労者大臣表彰が行われた。今年の受賞者は209人。そのうち二輪車団体からの推薦で、半世紀以上の表彰で過去最多の4人が受賞した。
大臣表彰を受けるには、各事業者団体による推薦が必要。二輪車団体では全国オートバイ協同組合連合会と日本二輪車普及安全協会の2団体が指定を受けて、2014年に史上初の大臣表彰を実現したが、2年連続で1人しか受賞に至らなかった。
今年の二輪車団体の推薦による受賞者は以下の通り。
・土居光夫エムディーモーターサイクルス代表取締役(67/千葉県白子町)
・吉川健一山科カワサキ代表(68/滋賀県大津市)※吉の上の部分は「士」ではなく「土」
・杉本好彦エムエスアラビヤ代表(74/大阪府八尾市)
・花尾 健二ハナオ商会代表取締役(68/神戸市兵庫区)
いずれも全国オートバイ協同組合連合会の理事などの経歴がある。また、重ねて花尾氏は日本二輪車普及安全協会が推薦る初めての大臣表彰受賞者となった。
受賞者全体では、運転者を中心とするバス関係23人、タクシー関係35人、貨物運送関係68人と、自動車整備関係66人、自動車販売関係11人、レンタカーなど自動車関連関係6人だった。二輪車販売店からの受章者は、自動車整備と自動車販売に含まれている。