下総航空基地公開…岩国からU-36A、小牧からC-130H、厚木からP-1

航空 エンタメ・イベント
海上自衛隊 下総航空基地 一般公開イベント(下総基地開設57周年記念行事、10月29日)
海上自衛隊 下総航空基地 一般公開イベント(下総基地開設57周年記念行事、10月29日) 全 60 枚 拡大写真

千葉県柏市・鎌ケ谷市に南北に滑走路を持つ海上自衛隊下総航空基地は10月29日、57周年記念として基地を一般公開した。陸海空の自衛隊の戦術輸送機、哨戒機、多用機などの実機展示や、同基地所属機材による展示飛行などを行った。60枚の写真とともに見ていこう。

滑走路の東側に並ぶ3つの格納庫(1格~3格)の前には、北側から空自C-130H(079)、陸自CH-47JA、海自SH-60J、陸自UH-1J、海自TC-90(39)、海自U-36A(05)、海自P-3C(63)、海自P-1(07)が並んだ。

C-130H は、国産C-1輸送機の補助用として、1981年度から航空自衛隊(JASDF)が購入した戦術輸送機。乗員6人、完全武装の空挺隊員64人、軽装隊員92人を運べるほか、5トン搭載で約4000kmの航続距離を持つ。愛称は「ハーキュリーズ」。

自衛官のひとりは「このブルーの C-130H は、イラク派遣で活躍した機材。このイベントのあとは、小牧基地へと帰投する」と話していた。

海上自衛隊(JMSDF)の多用機 U-36A は、岩国航空基地に配備。右翼に記録用カメラ、左翼に標的曳航機(シーカー)がつく独特のスタイル。U-36A は14時半ごろ、木更津駐屯地へ向けて飛び立つ陸自のヘリコプター UH-1J や CH-47JA のあとを追うように、離陸し岩国へと帰投した。

一番最後に厚木へと帰投した哨戒機 P-1 は、川崎重工などが手がける国産4発ジェットで、海自P-3Cの後継機材。スターボードサイドからエンジンを一発ずつ回していき、滑走路をいっぱい使って離陸していった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る