JR九州、減収減益…熊本地震影響による鉄道旅客収入減 2016年4-9月期決算

鉄道 企業動向
JR九州は三島会社で初の上場となった。写真は筑肥線の普通列車。
JR九州は三島会社で初の上場となった。写真は筑肥線の普通列車。 全 2 枚 拡大写真

JR九州が発表した2016年4-9月期の連結決算は、営業収益が前年同期比8.9%減の1720億円と減収だった。熊本地震の影響による鉄道旅客収入の減収やマンション販売収入減などが影響した。

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このうち、運輸サービスの営業収益は同5.4%減の839億円だった。鉄道旅客運輸収入は同4.9%減の711億円だった。新幹線、在来線ともに落ち込んだ。

収益では、減価償却費が減少したため、営業利益が同74.3%増の283億円、経常利益が同19.8%増の294億円だった。四半期利益は熊本地震に関する災害損失引当金などの計上で同6.2%減の199億円だった。

通期業績予想は営業収益が同0.2%増の3788億円、営業利益が同147.9%増の518億円、経常利益が同67.0%増の535億円、四半期利益が382億円の黒字を予想する。

《レスポンス編集部》

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