日立化成、イタリア企業から車載鉛電池事業を買収

自動車 ビジネス 企業動向
日立化成のホームページ
日立化成のホームページ 全 1 枚 拡大写真

日立化成は、イタリアのフィアムグループから、自動車用・産業用鉛蓄電池事業を買収することで合意したと発表した。

フィアムは、自動車用と産業用鉛蓄電池、自動車用ホーン、アンテナなどの事業をグローバルで展開する企業で、自動車用と産業用鉛蓄電池では、欧州を中心に高いシェアを持つ。フィアムから自動車用・産業用鉛蓄電池事業を分社化するフィアム・エナジー・テクノロジーの株式51.0%を、2017年2月中に日立化成が約102億円で取得する。

今回、日立化成は、フィアムのブランド力や製造拠点、販売網などを活用し、欧州、米国、東南アジアなどで自動車用・産業用鉛電池事業の強化を図る。特に自動車用鉛電池は、日立化成が蓄積してきたアイドリングストップシステム(ISS)車向け鉛蓄電池の技術を、フィアム・エナジー・テクノロジーに展開し、製品力を強化して、欧州など主要市場でシェア拡大を図る。

また、自動車用・産業用鉛電池ともに、日立化成とフィアム・エナジー・テクノロジー双方の製品を、双方の販売網を活用して販売することで、顧客の幅広いニーズに対応して事業の拡大を図る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  3. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  4. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  5. ライズ女子、初マイカーで“高音質”を掴む! 父娘で辿り着いた最強ショップ[car audio newcomer]by car audio factory K-sound 後編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る