世界最大のクリスマスリースと記念撮影…カメラシェア「PaN」を試してみた

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PaNで撮影した記念写真。やはり一人ぼっちではいささか寂しい。
PaNで撮影した記念写真。やはり一人ぼっちではいささか寂しい。 全 9 枚 拡大写真

メルセデス・べンツ日本が六本木に開設しているアンテナモール、メルセデスベンツ コネクション東京が11月30日から12月25日までクリスマスモードに。「Star Garden」と銘打たれたオープンスカイスペースの最大の目玉は、中央に設置された直径10mの巨大なクリスマスリースだ。

メルセデス・ベンツ日本関係者によれば、リースとしては世界最大のものになるそうだが、これは何も見るためだけにあるものではない。パナソニックとNTTコミュニケーションズが共同開発したカメラシェアシステム、PaNが実装されており、リースの中央に立って記念写真を撮ることができるのだ。

モノは試しと筆者も記念写真を撮ってみた。撮り方は簡単で、中央の台に立つだけ。数秒後に自動的にシャッターが下り、撮影結果が台の前に設置されたディスプレイに表示される。1回の撮影でアップと俯瞰の2枚を撮ることができ、気にいらない場合は撮り直しも可能。撮り終わったら係の人から、QRコード、ダウンロードサイトのURL、撮影ID、コードが記載された小さな紙を受け取る。そこにアクセスすれば、自由に写真をダウンロードできるというわけだ。

撮影結果を見てみたが、クリスマス仕様のフレームが合成され、なかなか素敵なイメージだ。ドイツのクリスマスは街々の広場でマーケットが開かれるなど賑やかだが、装いは結構シックで空気もスタティックだ。会場のリースも無数の玉やLEDランプできらきらとしているものの、どぎついコントラストではなく、抑制的。このあたりはドイツブランドらしさが出ているというべきか。

ちなみにここでの記念撮影、やはり一人ぼっちではいささか寂しい。できれば家族、友人、恋人など、2人以上で撮るのがそれらしかろう。中年ぼっちの残念な写真を大写しで掲載するのははばかられるので、アップフォトについては素敵な公式イメージをお送りしておく。2016年のクリスマスの思い出に、ちょっと立ち寄ってみてはいかが?

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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