『カシオペア』ツアー列車、2017年2月で北海道乗入れ終了

鉄道 企業動向
『カシオペア』専用車両として開発されたE26系の北海道への運転が2017年2月で終了する。写真は札幌駅のE26系。
『カシオペア』専用車両として開発されたE26系の北海道への運転が2017年2月で終了する。写真は札幌駅のE26系。 全 2 枚 拡大写真
JR東日本は12月6日、E26系客車を使ったツアー専用団体臨時列車について、2017年2月26日の札幌発をもって北海道内の運転を終了すると発表した。

E26系は、上野~札幌間を結ぶ臨時寝台特急『カシオペア』の専用車両として1999年に製造された寝台客車。『カシオペア』は今年3月に廃止されたが、E26系は旅行商品のツアー専用列車として引き続き使われている。

JR東日本の発表によると、2017年1月から2月にかけ、上野~札幌間を走るE26系のツアー専用団体臨時列車を運行。上野発は毎週土曜日、札幌発は毎週日曜日に運行され、この列車を行程に組み込んだ旅行商品を旅行会社が販売する。運行時刻は下りが上野16時20分発~札幌11時15分着、上りが札幌16時38分発~上野11時25分着。北海道乗入れの最終日は、上野発が2月25日、札幌発が2月26日の予定だ。

このほか、「カシオペア紀行 冬のごほうび号」と題したツアーが2月8日出発で企画されており、上野16時20分頃発~盛岡5時45分頃着の下り列車のみ運転される。JR東日本は北海道内への乗入れ終了後も、引き続き東日本エリアでE26系の運転を行うとしている。

《草町義和》

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