JR常磐線、メトロ千代田線・日比谷線、東武伊勢崎線、つくばエクスプレスが乗り入れる北千住駅。この“足立の鉄道ジャンクション”に直結する北千住マルイに12月9日、新たなレストラン街「千寿万彩」(9階)がグランドオープンする。30枚の写真とともに見ていこう。
千寿万彩(せんじゅまんさい)は、2004年開業から12年が経ったことし、「この先10年愛される北千住のメインダイニング」をテーマにリニューアルを実施。6店舗が12月9日に開店することでグランドオープンをむかえる。
12月9日に開店する6店舗は、新宿中村屋 Olive House Kitchen、手打ち餃子小籠包 暁雲亭、廻り寿し 千寿すしつね、宇豆基野 泊舟、北千住うまや、信州蕎麦 蓼科庵。そのうちマルイ初出店が5店舗、新業態が4店舗。スタッフは「北千住から電車に乗らずに、新宿、信州、九州、四川省まで行ける」と笑うように、和洋中、各地の食をシーンに合わせて楽しめる。
新宿定番カレー、点心に汁なし担々麺、信州生蕎麦と“食旅”ができる千寿万彩。三代目市川猿之助がディレクションする「うまや」は、JR九州フードサービスが運営する九州食材料理店。博多もつ鍋をはじめ、熊本、鹿児島、宮崎、大分、佐賀、長崎など九州各地の「定番」といえる逸品や地酒が「まるっといっぺんに楽しめる」という。
また、この北千住マルイは、丸井グループが展開するマルイ25店舗、モディ6店舗のなかで取扱高トップの344億円。以下、有楽町マルイ(2007年開店)、新宿マルイ(1948年)と続く。マルイNo.1の店舗スタッフで、「電車を見てるのが好き」というスタッフは、「屋上も行ってみて」という。
「屋上にあがると、東京スカイツリーや都心のビル群が遠くに見えたり、北千住駅が見下ろせたり。つくばエクスプレスや日比谷線、常磐線の電車が次々とやってくる。特急列車が通過すると子どもたちがはしゃいで、貨物列車が通るとこっちが静かに盛り上がる」