シボレー ボルトEV、第一号車を納車

エコカー EV
シボレーボルトEVの第一号車を米国で引き渡し
シボレーボルトEVの第一号車を米国で引き渡し 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは12月13日、『ボルトEV』の量産第一号車を顧客に引き渡した。

ボルトEVは2016年1月、米国で発表。小型の5ドアハッチバックボディのEV。シボレーは、プラグインハイブリッド車(PHV)の『ボルト』もラインナップしており、ボルトEVの投入で、電動化車両のラインナップを強化する。

ボルトEVは、高性能なモーターを1個だけ搭載。最大出力は200hp、最大トルクは36.8kgmを引き出す。強力なモーターは、0-96km/h加速7秒以下の性能を発揮する。

二次電池は、韓国LGエレクトロニクスと共同開発した蓄電容量60kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電での最大航続可能距離は、383km。急速チャージャーを使えば、145km程度の走行に必要なバッテリー容量を、およそ30分で充電できる。

シボレーは12月13日、ボルトEVの量産第一号車を、顧客に引き渡し。米国カリフォルニア州サンフランシスコ在住のボビー・エドモンド氏に納車された。

同氏がシボレーの電動車両を購入したのは、『スパークEV』、ボルトに次いで3台目。なおボルトEVは、BMW『i3』からの乗り換えになるという。同氏は、「i3と比較して、長い距離を走行できるのが楽しみ」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る