フランスの自動車大手、ルノーは12月中旬、EVの『カングーZ.E.』の改良新型モデルを欧州で発表した。
カングーZ.E.は2011年末、欧州市場で発売。ルノーの主力商用バン&MPV、『カングー』のEVバージョンとなる。
カングーZ.E.は、最大出力60ps、最大トルク23kgmを発生するモーターを搭載。バッテリー(二次電池)は蓄電容量22kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大170kmを走行できる。
今回、欧州で発表された改良新型モデルでは、EVパワートレーンをアップデート。1回の充電で走行できる距離を、最大で5割以上延ばす。
EVパワートレーンのアップデートは、モーターとバッテリーが中心。ルノーによると、1回の充電で走行できる距離は、従来の170kmから270kmへ、およそ59%拡大しているという。