【探訪、米国 ハーレーダビッドソン 博物館】展示車両450台、1日居ても飽きない

モーターサイクル エンタメ・イベント
アメリカ・ミルウォーキーにあるハーレーダビッドソンミュージアム。
アメリカ・ミルウォーキーにあるハーレーダビッドソンミュージアム。 全 26 枚 拡大写真

米国ウィスコンシン州ミルウォーキーにあるハーレーダビッドソン・モーターカンパニー。114年という長い歴史は『ハーレーダビッドソン ミュージアム』で目の当たりにすることができる。

レストラン&バーが併設されていたり、定期的なイベントがおこなわれていることからライダーが集まってくるのはもちろん、ミルウォーキーの中心地から程近いとあって観光客らで絶えず賑わう。

金属とガラスを多用した建物は総面積が1万2000平方メートルにもおよび、内部には同社がコレクションする450台以上の車両が展示されている。

入場料は大人20ドル。エントランスに入って、まず目にするのは創業者4人の写真。ウィリアム・S・ハーレーが設計し、アーサー・ダビッドソンが鋳型をつくり、ウォルター・ダビッドソンが組み立てを担当した第1号車が完成したのは1903年のこと。ライト兄弟が世界最初の動力式飛行機によるフライトに成功した年だ。

ダビッドソン兄弟の長男、ウィリアム・A・ダビッドソンが1906年に加わり、07年に株式会社となった。ミュージアムにある第1号車は唯一現存する貴重なもので、空調が施されたガラスケースの中に収められている。

ハーレーのVツインエンジンは1909年に初めて量産され、排気量は当初811ccだった。現在まで脈々と受け継がれる『Vツイン』はハーレーのシンボル的存在ともいえるが、歴代エンジンを年代順にならべたディスプレイは、その伝統の重みを感じさせてくれる。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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