【CES 2017】カシオがスマートウォッチの最新モデル WSD-F20 発表、地図データもインストール可能

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OSにAndroid Wear 2.0を採用した「WSD-F20」。色はオレンジとブラックがある
OSにAndroid Wear 2.0を採用した「WSD-F20」。色はオレンジとブラックがある 全 10 枚 拡大写真

カシオ計算機は2017年1月4日(現地時間)、CES2017のプレスカンファレンスにおいてGPSを搭載したSmart Outdoor Watchの新製品『WSD-F20』を発表。日本でも同時発表され、4月21日に発売されることとなった。日本での希望小売価格は5万1000円。

WSD-F20は、同社の「PRO TREK(プロトレック)」に仲間入りし、よりアウトドア色が強い「PRO TREK Smart」として位置付けられる。省電力性に優れるGPSとオフラインでも使えるカラーマップ機能を搭載。5気圧防水や、米国防総省が定めた米軍の資材調達基準MIL-STD-810Gに準拠するなど、アウトドアシーンでの利用を想定。前モデル同様、モノクロ/カラー液晶を重ねた2層液晶を搭載することで、長時間利用と高い視認性を両立している。

中でも注目すべきは高い位置補正能力だ。GLONASSとみちびきに対応したGPS機能を搭載し、スマートフォンの連携なしに現在地を確認できる。また、事前に行き先の地図をダウンロードすることで、オフラインでも使えるMapbox社のカラー地図(オープンストリートマップ)を採用。現在地を確認し、地図上にメモを残すことが可能となった。たとえば、地図にはないとっておきスポットなどを音声ファイルと文字をメモとして残しておけば、再び訪れるのも容易となる。地図デザインも複数のモードから選べる。

サイドボタンはサイズに強弱をつけて3つ用意し、ボタンガードをサイズアップ。保護ベゼルの採用は操作性能と堅牢性が向上にもつながっている。カラーはオレンジとブラックの2色から選べる。新たなアプリも追加され、「ロケーションメモリー」はカラーマップ上にメモを記録しておくことが可能。「アクティビティ」アプリは従来のトレッキング、サイクリング、フィッシングに加えてパドリングとスノーを追加した。

《会田肇》

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