ホンダの米国法人、アメリカンホンダは1月9日、米国で開幕したデトロイトモーターショー2017において、北米向けの新型『オデッセイ』を初公開した。
北米向けオデッセイは、日本仕様よりもひと回り大きなボディを持つ。1994年デビューの初代オデッセイは、日本仕様と同一だったが、1999年に登場した2代目から、ホンダは北米専用モデルを開発。日本には『ラグレイト』として輸入された。
2005年には、3世代目モデルが登場。米国市場におけるベストセラーミニバンに君臨した。現行の4世代目モデルは、2010年6月に発表。デトロイトモーターショー2017で初公開された新型は、5世代目モデルとなり、およそ6年半ぶりのモデルチェンジとなる。
新型オデッセイは、新しいパワートレイン、先進のコネクティビティやエンターテインメント、安全装備を採用。家族に優しい機能性や快適性も実現した。
中でも、新開発の直噴3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンは、最大出力280hpと、従来比で32hpパワーアップ。気筒休止システムを採用して、燃費を引き上げた。トランスミッションには、新開発の10速ATを用意している。